2020年4月7日、各自治体や政府より新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の感染拡大に伴う緊急事態宣言が発令されました。この度のCOVID-19に罹患された方々には謹んでお見舞い申し上げますとともに、一日も早いご快復を心よりお祈り申し上げます。また、お亡くなりになられた方々には謹んで哀悼の意を表します。 また、医療機関をはじめとする感染拡大防止に日々ご尽力されている皆様に深く感謝申し上げます。
さて、実行委員会では、本年9月のROSCon JP 2020について、イベントを開催することで、参加者にとっての技術開発の発表の場、スポンサーや来場者との交流の場として寄与したいという考えのもと、予定通り開催すべく準備を進めておりました。実行委員会で状況等を検討した結果、COVID-19の感染拡大防止の観点から、ROSCon JP 2020を中止とさせていただきます。
楽しみされていた日本のROSコミュニティの方々に誠に申し訳ありませんが、何卒ご理解とご協力のほどお願い申し上げます。
来年のROSCon JP 2021は、同じく9月中旬に開催を計画しております。詳細は決まり次第アナウンスさせていただきます。(今後の政府・自治体からの要請等によっては対応内容等を変更することがございます。その場合は、当ホームページにてお知らせさせて頂きます。)
これまでROSCon JP 2020にご支援いただきました下記のスポンサーに感謝いたします。
- プラチナスポンサー: Unity
- ゴールドスポンサー: eSOL、Sony、Tier IV、Ubuntu
- シルバースポンサー: ADLINK、The Autoware Foundation、Concurrent Real-Time、INTEC
- ブロンズスポンサー: TechMagic
- フレンドシップスポンサー: Kyocera, Toppers
- ダイバーシティスポンサー: Sony
ROSConJP2020実行委員会 委員長 ジェフ ビグズ
ROSCon JP 2020はCOVID-19の状況を考慮し、中止とさせていただきます
国際的なROS開発者会議ROSCon 2020の開催に先立ち、公式のローカルROSConイベントである日本版ROSConのROSCon JP 2020が東京で開催されます。 ROSCon JP 2020はOpen Roboticsとの共催で一般社団法人ROSCon JPが主催します。
ROSCon JP 2020
ROSCon JP 2020は丸一日ROSの最新トピックを学び、日本のROSコミュニティとの交流、初心者からエキスパートまで全てのROS開発者にとって素晴らしい機会を得ることができる場となるでしょう。 エキスパートからの様々な技術の話やROS通しか知らない話を聞き学ぶことができ、また開発者同士でアイデアを交換し合ったりすることもできます。
ROSCon JPはROSCon同様、PyConやBoostConをモデルとした開発者会議です。 これまでの本家ROSConは過去8年間の成功裏に開催してきた歴史があり、近年は600人近くの方が参加しました。 ROSCon JPも開催された過去2年間とも200人以上の方に参加いただき、イベントとして成功しました。 日本のローカルROSConであるROSCon JPは今年は東京で1日イベントとして終日開催し、過去の本家ROSConと同様に、参加者がまだ知らない最新ツールやライブラリに関する技術的な発表やチュートリアルで構成されます。 各発表は20分の発表のほか、5分の発表による構成を予定しています(発表によってはより長いものであったり短いものであったりする可能性もあります)。
ROSCon JPは日本の老若男女全てのROSコミュニティのための開発者会議です。 私たちは職業、性別、住居などに関わらず、ROSに興味を持つ人全ての方にROSCon JPへの参加を検討していただきたいと考えています。そういったことから、私たちは女性や学生の参加を奨励しています。 参加者のみなさまは行動規則従うようお願いします。
ROSCon JP実行委員会は女性や学生の参加を妨げる障害を取り除き、より多様性ある参加者を募りたいと考えています。 そこで、ROSConのプログラム同様にROSCon JPでもダイバーシティ奨学金プログラムを提供致します。 もし、より多様性ある参加者を募ることができるアイデアをお持ちの方がいらっしゃいましたら、ぜひご連絡ください。
ROSCon JPではライトニングトークと呼ばれる2、3分の短い発表を行うセッションを予定しています。もし正式な発表を望まれない方には、そのプロジェクトやアイデアをライトニングトークという形でカジュアルに発表することもできるので、ぜひご検討ください。ライトニングトークを行いたい方は、当日午前の最初のコーヒーブレークの際に、発表登録を行ってください。 先着順で対応させていただきます。
ライトニングトークには特別なフォーマットはありませんが、発表は共通のラップトップPCで順々に行うため、事前に発表スライドなどをそのPCに読み込んでおく必要があります。スライドではなくビデオを流すだけでも構いませんが、必ず時間内に終了するように長さを調整してください。 音声は会場では聞き取りづらい可能性もあります。 時間制約があるため、ライブデモを行うことはお勧めしません。
過去のライトニングトークの様子はROSCon JP 2019のウェブサイトもしくは過去のROSConイベントページをご確認ください。
参考に過去のROSConのプログラムや発表スライド、収録ビデオなどの情報をお探しの場合は、ROSCon JPとROSConの過去のウェブサイトをご参照ください。
スケジュール
ROSCon JP 2020 の各締切日等
講演申し込み開始
2020年4月10日
講演申し込み締切
2020年5月22日
講演採択発表
2020年6月12日
参加登録開始
2020年6月19日
早期登録締切
2020年7月27日
事前登録締切
2020年8月31日
ROSCon JP 2020 in 東京.
2020年9月8日(火)
スポンサー
プラチナスポンサー
ゴールドスポンサー
シルバースポンサー
ブロンズスポンサー
フレンドシップスポンサー
ダイバーシティスポンサー
下記のスポンサーはROSCon JPのダイバーシティ奨学金プログラムを支援していただいています。
メディアスポンサー
ROSCon JPではスポンサーを募集しています。 ROSCon JPへのスポンサー支援についての詳細にご興味がお持ちの方は、ぜひ実行委員会にご連絡ください。 スポンサー支援案内書もご閲覧ください。
For English information on sponsoring ROSCon JP 2020, see our English sponsor prospectus and contact the organising committee.
ダイバーシティ奨学金スポンサー制度
ROSCon JP実行委員会では本家ROSConと同様に、ダイバーシティ奨学金スポンサープログラムへのスポンサー支援を切に望んでおります。 ダダイバーシティ奨学金プログラムは従来、ロボットコミュニティでの存在感が相対的に低かった人たちにもROSCon JPに参加していただき、すべての参加者にとって深くそして満足の体験を提供できることを念頭に設定されています。 ROSCon JPでは特に女性と学生に対しての参加費・渡航費支援のための奨学金としてに枠組みとしてこのスポンサー費を使わせていただきます。
全ての用途別スポンサーの詳細情報はスポンサー支援案内書をご確認ください。 申込書はこちらからダウンロードしてください。
開催会場&参加登録
開催会場
ROSCon 2020は東京の国際ファッションセンタービルで開催します。
プログラム
基調講演
TBA
ROSCon JP 2020 Program
TBA
講演募集
投稿締切: 2020年5月22日
ROSに関連する講演を募集します。 例えば、ROSのパッケージやライブラリ、ツールの紹介や使用方法、センサーデータの利用方法等のロボット向けのアプリケーション類、ロボット開発のベストプラクティス等を期待しています。 日本人向けの会議なので、提案も講演も日本語です。 英語ができない方も気軽に応募ください。 講演の長さは短くても長くても構いません。 ニューオーリンズで行われるROSCon 2020に講演申込みするつもりの方は、同じ内容を日本語でもプレ発表することを歓迎します。 また、ROS Japan Users Group (rosjp)等で発表済みの内容を提案したい場合は、新しい情報や詳細な説明の追加を期待します。
ROSConでは、ダイバーシティを重視しております。幅広い層からの応募をお待ちしております。
応募された内容は、プログラム委員会が評価し、採択を決定します。 (内容のインパクトと独自性、ROSCon JPでの講演にふさわしいか、オープンな内容であるか等、バランスを勘案して決定する予定です。)
ROSCon JPで発表したい方は、ぜひご応募ください。 もし、何らかの都合で身元を明かしたくない提案をしたい場合は、議論のためにROS Discourseに投稿して相談してください。
日本人向けの会議なので、発表は日本語です。
対象分野
ROSに関連するすべての内容を募集します。トピックの例を示します。
- 新しいパッケージやフレームワーク、ツールの提案や紹介
- 既存のパッケージやフレームワーク、ツールの改善や有用な使用方法の紹介
- ロボットに特化した開発事例、ベストプラクティス
- シミュレーション
- 安全とセキュリティ
- 組込み技術
- 実証実験事例
- 製品開発と商品化、ビジネスでの利用事例
- 研究成果や教育での利用事例
- コミュニティと方向性の議論
- 試験、品質、ドキュメント類
- ロボット競技会等での経験の共有
ROSConにふさわしいコンテンツの例は、過去のROSConのスライドとビデオアーカイブをご覧ください。
投稿フォーマット
投稿はA4用紙に1ページ程度を想定しています。言語は日本語です。フォーマットは自由ですが、下記を必ずご記入ください。
- タイトル(題目)
- 発表者(氏名と所属)
- 希望する講演枠:ショート(〜10分)/ミディアム(〜20分)/ ロング(〜30分)
- サマリー(200文字以内):ウェブサイト等で講演の紹介に使います。
- 内容:概要、目的(視聴者の利益)、議論のポイント等(A4で1ページ程度に納まるようにしてください)
プログラム委員会がプレゼンテーションの重要性と貢献を評価するための十分な情報を必ず含めてください。 コードリポジトリやデモンストレーションビデオなど、公開されているリソースへのリンクは特に役立ちます。
投稿方法
上記の内容をPDFでまとめて、下記のメールアドレスへ送信してください。
メールの件名を下記のようにしてください。
ROSCon JP 2020 講演提案 [氏名] [タイトル]
上記のメールアドレスは投稿受付のみに利用します。 問い合わせや質問には実行委員会へご連絡ください。
重要日程
- 投稿締切: 2020年5月22日
- 採択発表: 2020年6月12日
関連情報
実行委員会
- ジェフ ビグス
- 江頭宏和
- 中川友紀子
- 近藤豊
- 高瀬英希
過去のROSCon JP
- ROSCon JP 2019 東京
- ROSCon JP 2018 東京
過去のROSCon
ROSConは国際ROS開発者会議として2012年から開催されています。 2020年のROSConは11月14日〜11月16日にニューオーリンズで開催する予定です。 過去のROSConのアーカイブもあります。
- ROSCon 2019 マカオ
- ROSCon 2018 スペイン、マドリッド
- ROSCon 2017 カナダ、バンクーバー
- ROSCon 2016 韓国、ソウル
- ROSCon 2015 ドイツ、ハンブルグ
- ROSCon 2014 アメリカ、シカゴ
- ROSCon 2013 ドイツ、シュトゥットガルト
- ROSCon 2012 アメリカ、セントポール
Code of Conduct
ROSCon JPの運営がスムーズかつ全人に公平なイベントになるために、全ての参加者はコード・オブ・コンダクトに従っていただきます。