ありがとう ROSCon JP 2024!
ROSCon JP 2024は皆様のお陰で大盛況のうちに素晴らしいカンファレンスを終えることができました。 ROSCon JP 2024は254名の参加者、25社のスポンサー、そして開催スタッフと、有意義な時間をシェアすることができました。
スタッフ一同、心より深く御礼申し上げます。
次回のROSCon JPについては、後日決まり次第アナウンスします。
ROSCon JPは2024年9月25日(水)に東京で開催しました!
国際的なROS開発者会議ROSCon 2024の開催に先立ち、公式のローカルROSConイベントである日本版ROSConのROSCon JP 2024が東京で開催されます。 ROSCon JP 2024はOpen Roboticsとの共催で一般社団法人ROSCon JPが主催します。
ROSCon JP 2024
ROSCon JP 2024は丸一日ROSの最新トピックを学び、日本のROSコミュニティとの交流、初心者からエキスパートまで全てのROS開発者にとって素晴らしい機会を得ることができる場となるでしょう。 エキスパートからの様々な技術の話やROS通しか知らない話を聞き学ぶことができ、また開発者同士でアイデアを交換し合ったりすることもできます。
ROSCon JPはROSCon同様、PyConやBoostConをモデルとした開発者会議です。 これまでの本家ROSConは過去12年間の成功裏に開催してきた歴史があり、近年は800人の方が参加しました。 ROSCon JPも開催された過去5年間とも200人以上の方に参加いただき、イベントとして成功しました。 日本のローカルROSConであるROSCon JPは今年は東京で2日イベントとして終日開催し、過去の本家ROSConと同様に、参加者がまだ知らない最新ツールやライブラリに関する技術的な発表やチュートリアルで構成されます。 各発表は10分から30分の構成を予定しています(発表によってはより長いものであったり短いものであったりする可能性もあります)。
ROSCon JPは日本の老若男女全てのROSコミュニティのための開発者会議です。 私たちは職業、性別、住居などに関わらず、ROSに興味を持つ人全ての方にROSCon JPへの参加を検討していただきたいと考えています。そういったことから、私たちは女性や学生の参加を奨励しています。 参加者のみなさまは行動規範に従うようにお願いします。
ROSCon JP実行委員会は女性や学生の参加を妨げる障害を取り除き、より多様性ある参加者を募りたいと考えています。 そこで、ROSConのプログラム同様にROSCon JPでもダイバーシティ奨学金プログラムを提供致します。 もし、より多様性ある参加者を募ることができるアイデアをお持ちの方がいらっしゃいましたら、ぜひご連絡ください。
ROSCon JPではライトニングトークと呼ばれる2、3分の短い発表を行うセッションを予定しています。もし正式な発表を望まれない方には、そのプロジェクトやアイデアをライトニングトークという形でカジュアルに発表することもできるので、ぜひご検討ください。ライトニングトークを行いたい方は、当日午前の最初のコーヒーブレークの際に発表登録を行う予定で、先着順で対応させていただきます。
ライトニングトークには特別なフォーマットはありませんが、発表は共通のラップトップPCで順々に行うため、事前に発表スライドなどをそのPCに読み込んでおく必要があります。スライドではなくビデオを流すだけでも構いませんが、必ず時間内に終了するように長さを調整してください。 音声は会場では聞き取りづらい可能性もあります。 時間制約があるため、ライブデモを行うことはお勧めしません。
過去のライトニングトークの様子はROSCon JP 2022のウェブサイトもしくは過去のROSConイベントページをご確認ください。
参考に過去のROSConのプログラムや発表スライド、収録ビデオなどの情報をお探しの場合は、ROSCon JPとROSConの過去のウェブサイトをご参照ください。
ROSCon JP 2024の前日である2024年9月24日(火)に講習会を行います。 講習会の内容は実機のロボットを用いたSLAM技術の紹介を予定しています。 詳細は講習会を参照ください。
スケジュール
ROSCon JP 2024 の各締切日等
講演申し込み開始
2024年4月1日
講演申し込み締切
2024年6月3日
講演採択発表
2024年7月10日
参加登録開始
2024年7月1日
早期登録締切
2024年8月9日
事前登録締切
2024年9月13日
講習会
2024年9月24日(火)
ROSCon JP 2024 in 東京.
2024年9月25日(水)
スポンサー
ROSCon JPへのスポンサー支援についてご興味をお持ちの方は、ぜひ実行委員会にご連絡ください。
プラチナスポンサー
ゴールドスポンサー
シルバースポンサー
ブロンズスポンサー
フレンドシップスポンサー
ダイバーシティスポンサー
下記のスポンサーはROSCon JPのダイバーシティ奨学金プログラムを支援していただいています。
ROSCon JPではスポンサーを募集しています。 ROSCon JPへのスポンサー支援についての詳細にご興味がお持ちの方は、ぜひ実行委員会にご連絡ください。 スポンサー支援案内書もご閲覧ください。
ダイバーシティ奨学金スポンサー制度
ROSCon JP実行委員会では本家ROSConと同様に、ダイバーシティ奨学金スポンサープログラムへのスポンサー支援を切に望んでおります。 ダイバーシティ奨学金プログラムは従来、ロボットコミュニティでの存在感が相対的に低かった人たちにもROSCon JPに参加していただき、すべての参加者にとって深くそして満足の体験を提供できることを念頭に設定されています。 ROSCon JPでは特に女性と学生に対しての参加費・渡航費支援のための奨学金としてに枠組みとしてこのスポンサー費を使わせていただきます。
全ての用途別スポンサーの詳細情報はスポンサー支援案内書をご確認ください。 申込書はこちらからダウンロードしてください。
開催会場&参加登録
チケット購入(参加登録)
参加チケットの販売を開始しました:
注意事項:チケットの早期割引は 2024年8月9日 までとなっております。
本場のROSConでもチケットは完売しており、ROSCon JP 2024も完売が予想されております。 チケットの追加販売は行う予定はございませんので、チケットが完売した場合、購入することはできなくなってしまいます。 参加を決めている方はお早めにチケットをご購入ください。
請求書払いをご希望の方
ROSCon JP 2024のチケット購入につきまして、請求書払いをご希望される方は、こちらのフォームより必要情報をご入力ください。入力後に請求書を送付致します。
【注意事項】
- 請求書払いをご希望されるかたは上記のPeatixのリンクから申し込まないでください。
- 振込期限は2024年8月31日となります。振込期限を過ぎてのお振込みは早期割引になりません。あらかじめご了承下さい。(期日を越えて振り込まれた場合はキャンセルとして振込料を差し引いて自動的にご返金となります。)
- 恐れ入りますが、振込手数料はお客様負担でお願いいたします。また、主催団体の一般社団法人ROSConJPは適格請求書発行事業者ではございません。
- 請求書払いも購入はお一人様1枚までとさせていただきます。
- 請求書払いの場合は、処理のタイミングによってチケットを確保できない場合がございますので予めご理解の上、ご依頼ください。
ダイバーシティ枠について
ROSCon JPでは様々な人にも参加してもらいたいという理念から、ダイバーシティ枠を用意しております。 ダイバーシティとは、人種や国籍、性別や年齢、障害等の有無を問わずに、逆にその多様性を活かし、活動を深めていこうという取り組みです。 ROSCon JPでは、主に学生や女性への参加費・渡航費を支援するための枠組みとして設けています。
具体的には、次の支援策を予定しています。
- 学生(特に女性の方)のための参加費・交通費および宿泊費の支援
- お子様連れの方のための託児所の設置および料理の提供
ダイバーシティ枠の申請につきましては審査の上、採択致します。 また、申し込みが多数の場合には、対象者への支援額が一部となることがあります。 申請の締め切りは2024年7月29日(月) 17:00までとなります。 審査の結果は、8月5日(月)までにメールで連絡致します。
ダイバーシティ枠を申請される方はこちらのフォームより申請してください。
開催会場
ROSCon JP 2024は東京の東京都立産業貿易センター 台東館で開催します。
プログラム
基調講演
ROSコミュニティを牽引する世界のトップリーダーをお招きします。 講演は英語で行われますが、質疑も含めて日本語との同時通訳を提供する予定です。
Vicky Brasseur (Open Source Advocate)
Vicky Brasseur氏はフリーソース/オープンソースの提唱者、企業戦略家であり、講演者としても国際的に評価されています。20年以上にわたるソフトウェア開発のチームリーダーと技術マネージャの経験に基づいて、様々な企業でオープンソースに対する理解を深めるための活動を行っています。作家としても活動しており、代表作には「Forge Your Future with Open Source」と「Business Success with Open Source」があります。オープンソースに関する幅広い記事を発表しており、個人のブログ「 {anonymous => ‘hash’};」ではオープンソースとビジネスの交点について語っています。
Chris Lalancette (Intrinsic, ROS プロジェクトリーダー)
Chris LalancetteはROSプロジェクトのプロジェクトリーダーです。現在の所属はIntrinsic, Inc.であり、フルタイムでROS開発を行っています。2022年までの6年間はOpen Source Robotics CorporationでROSの開発や促進にも関わりました。OSRCの前には企業での掃除機ロボットの開発やLinuxソフトウェアへの貢献に携わっていました。
ROSCon JP 2024 Program
9月24日: 講習会: SLAM技術の理解と実装
自律移動ロボット開発に必須なSLAM技術に関する講習会を実施いたします。Kachaka(カチャカ)を動かしながら、SLAM(Simultaneous Localization and Mapping)の概要、搭載されているセンサを利用したSLAMの実装方法について学びます。
講習会には別途で参加費が必要であり、ROSCon JPの参加登録時点で「9/24,25両日」の参加オプションを選択してください(講習会のみの参加はできません)。参加人数は24人限定・先着順ですので、ご了承ください。
講習会の教材には、次のロボットを使用します。
- Kachaka (貸出、受講者2名で1台を共用)
講習会では、下記スポンサーが提供するロボットを使用します。
講習会の受講者は、次の環境のPCを用意して持参いただく必要があります。
- Ubuntu 22.04 LTS (ネイティブインストールされたもの・Docker等の仮想環境は不可)
- ROS 2 Humble Hawksbill
- 無線LAN
対象者:
- 上記の環境を自身で用意・持参いただける方
- ROS 2 Humbleの公式チュートリアルの内容をIntermediateまで理解されている方
- SLAMソフトウェア開発に興味のある方
Time | Title |
---|---|
12:30 | 受付開始 |
13:00 | SLAM概論 |
13:45 | 講習会用ロボットと開発環境の紹介 |
14:00 | カチャカの操作 / センサデータの取得 |
Localizationの実装 | |
Mappingの実装 | |
Global Localizationの実装 | |
17:30 | 発展的な話題 |
18:00 | 終 |
9月25日: ROSCon JP 2024
ROSCon JP 2024はシングルトラックで運営されます。 プログラム委員会 での審査により下記の発表が採択されました。 他にも、ライトニングトークのセッションを通じてコミュニティのメンバーに発信する機会があります。
ビデオ撮影とアーカイブは、下記スポンサーが提供いたします。
Time | Presenter(s) | Title | Abstract | Resources |
---|---|---|---|---|
8:30 | 全員 | レジストレーション | ||
9:00 | 全員 | オープニング | Slides Video | |
9:10 | Vicky Brasseur (Open Source Advocate) | 基調講演1:将来世代のニーズの支えへ | 1987年に公表されたブルントラント報告書は「サステナビリティ」(持続可能性)を「将来世代のニーズを損なうことなく現在の世代のニーズを満たすこと」と定義しました。それ以来、持続可能性というコンセプトは一般社会にも浸透し、持続可能な農業や持続可能な製造業といった幅広い分野に広がってきました。しかし、持続可能性が注目されているよりもはるかに大事な分野がオープンソースソフトウェアです。本講演では、オープンソースソフトウェアが持続可能でないことから直面するリスクについて説明します。そして、オープンソースエコシステムがより持続可能的になるために行われている活動と、私たちがそれについて貢献する方法について語ります。 | Slides Video |
10:00 | 栗本 健有, 渡辺 博文 (ソフトバンク株式会社) | 群管理における分散協調方式と集中管理方式にまつわる実証実験の取り組み紹介 | サービスロボットの施設導入が増える中、昨年度実施のデジタル庁主導「複数のモビリティの協調運行に関する実証調査研究」では従来の「集中管理」方式の群管理と対になる概念として「分散協調」の枠組みが提唱された。本発表では自社のROSロボットを用いて同調査研究に参画した経験と社内でのOpen-RMFを活用した検証事例を基に、両方式の違いや課題、得られた知見を、RFAの標準化に向けた取り組みと併せて紹介する。 [参考リンク] |
Slides Video |
10:20 | グエン ジュイヒン (Panasonic Asia Pacific Pte. Ltd.) | Open-RMFの仕様明確化 | 弊社ではHOSPIをシンガポールの病院で運用するためにRMFを採用している。RMFは決して病院環境に特化して開発されたものではなく、様々な現場に適応できるFMSとして開発された。しかし、FMSとしてRMFを採用しようとする場合、他のFMSとの違いやRMFの仕様が不明確であるため検討すらできないのではないかと危惧している。そこで、本発表ではRMFの仕様をわかりやすく解説する事によって、RMFの採用検討する際の手助けになる事を目的としている。 | Slides Video |
10:35 | 全員 | 休憩 | ||
11:05 | 池田 勇輝, 西下 敦青, 加藤 裕基 (JAXA (宇宙航空研究開発機構)) | JAXAにおける宇宙機開発へのROS活用とSpace ROS開発 | 本発表では,JAXAにおける宇宙機開発でのROSの活用事例と,宇宙機向けのROSであるSpace ROSの開発に向けた取り組みについて紹介する.具体的には,ISS船内クルーの作業自動化や軌道上サービスの技術実証でのROSの活用,またその成果を基にしたSpace ROSの開発方針,技術課題と解決策等について説明する.これにより,宇宙機開発におけるROSの可能性と展望についての議論を促進したい. | Slides Video |
11:35 | 藤岡 怜生, 二見 堅太, 糸園 朔 (九州工業大学), 松崎 史弥 (九州大学), 片岡 大哉 (OUXT Polaris), 小林 聖人(大阪大学) | Martime RobotX Challenge2024に向けた自律航行ハードウェアとROS 2とのインテグレーション | OUXT Polarisは自律航行船と自律ドローンをコネクトさせたロボット競技会Martime RobotX Challengeに出場し、決勝進出を目指して活動している。高精度ロボット開発は高度なロボットハードウェアとソフトウェアをうまく結合することが重要となる。今回は、自律航行船と自律ドローンの開発を例に、結合の手法や制約事項、ソフトウェアの高速化などの知見に関して発表する。 [参考リンク] |
Slides Video |
11:50 | 吉村 康弘 (株式会社サイバーエージェント) | ロボットソフトウェア開発におけるMCAP活用 | ロボット開発においてデータ記録はデバッグ等で非常に重要な機能です。ROS 2 Ironからrosbag2のデフォルトフォーマットがMCAPとなりました。本発表では、マルチプラットフォーム上でのベンチマーク結果を交えて、MCAPが従来のSQLite3と比べて有効に機能するケースの理解を深めます。また、既存のrosbag、rosbag2(SQLite3)資産からの移行ワークフローについても紹介します。 | Slides Video |
12:00 | 全員 | ランチ | ||
13:30 | Chris Lalancette (Intrinsic, ROS プロジェクトリーダー) | 基調講演2:2024年におけるROSの現状 | ROSのエコシステムは巨大で、活力的で、そして絶えず成長しています。本講演では、2024年後半時点のROSの現状を議論します。これからのROS 1とROS 2の見通し、最新のROSディストリビューションであるJazzy Jaliscoの新機能、次のディストリビューションであるKilted Kaijuの最新の開発情報、またROSエコシステムの利用に関する様々なデータを紹介します。そして、プロジェクト構造の大きな変化であるOSRAへの移行についても話します。 | Slides Video |
14:20 | 高瀬 英希 (東京大学) | ROS 2のZenoh対応とZenohのROS 2対応 | 2023年9月にROS 2 Alternative middleware reportが公開され,DDS以外では初となる公式のRMWサポート対象としてZenohが最も適しているという結論はROSコミュニティに凄まじい反響を呼んだ.この「ROS 2のZenoh対応」であるrmw_zenohの開発は順調に進行しており,JazzyではPreview版での公開に至っている.他方で「ZenohのROS 2対応」であるzenoh-plugin-ros2ddsも進化を遂げており,の開発も進んでおり,ともにROS 2エコシステムの成長を後押ししている.本講演では,いちユーザの視点から,これらのOSSの最新の開発状況を共有し,双方のメリットや使いどころを整理したい. [参考リンク] |
Slides Video |
14:40 | 近藤 豊, 田中 大貴, 浅部 佑, 高木 勇武 (TIER IV) | 自動運転AIチャレンジの紹介とマルチコンテナ開発・運用の知見共有 | 自動運転AIチャレンジは自動運転技術者のための競技会で、今年はEVゴーカートの自動運転に挑戦します。本講演では競技会で用いるAutowareとAWSIMのマルチコンテナ開発・運用について詳述します。Autowareは国際業界団体が開発し、AWSIMはそのシミュレータとして使用されます。コンテナ開発・運用のための汎用的なノウハウだけでなく、5年以上にわたって続く競技会運営における知見も共有します。 [参考リンク] |
Slides Video |
15:00 | 岩上 竜大 (埼玉大学), 彭 博 (株式会社エンブフォー), 羽生 浩幸(日立Astemo株式会社), 石郷岡 祐 (日立Astemo株式会社), 安積 卓也 (埼玉大学) | ROS 2とAUTOSAR APの連携 | 自動運転分野の研究においてはROS 2が主に用いられている.それに対し,開発ではAUTOSAR APが採用されている.DDSとSOME/IPを変換するブリッジコンバータの実装によって,ROS 2の豊富な成果をAUTOSAR APでの開発に利用可能とし,AUTOSAR APで実車に搭載されている機能をROS 2の研究に利用できる.プラットフォーム間の連携によってそれぞれの発展に貢献する. [参考リンク] |
Slides Video |
15:10 | 全員(午前の休憩時に発表者受付・先着順) | ライトニングトーク | - SLAM技術の理解と実装:Slides - ROS 1 => ROS 2移行は自動化できるか:Slides - cuMotionを用いたピック&プレイス作業の実現に向けて:Slides - Rapyuta RoboticsでのROSの活用:Slides - ROSの実行環境について:Slides - ロボット操作UIの展開方法の提案:Slides - RB100 Board:Slides - 燈(Akari):Slides - ros2-aliasesの紹介:Slides - 高専ロボコンで始めるROS 2:Slides - MATLABとROS2連携:Slides - 自己位置推定の取り組み:Slides - GRIPS Inc. Company Introduction:Slides ※以降はセッション時間切れのためスライド公開のみ - Open-RMF社内事例紹介:Slides - (少しは)ROSが好きなせいで仕事を失ったけど、(多分)ROSのおかげでなんとかなった男のためになる話:Slides - SBG Systemsのロボティクス向けソリューション:Slides - SOBITS efforts in OpenSource for General Purpose Life-Support Robots:Slides |
Video |
15:50 | 全員 | 休憩 | ||
16:20 | 森 崇 (合同会社箱庭ラボ), 平鍋 健児 (株式会社永和システムマネジメント), 高田 光隆 (名古屋大学), 久保秋 真 (株式会社チェンジビジョン), 細合 晋太郎 (ものつくり大学), 高瀬 英希 (東京大学) | ドローン/PX4をデジタルツインへと導く箱庭技術 | 箱庭は、PX4と連携可能な新しいドローンシミュレータをリリースしました。これにより、ドローン/PX4のシミュレーションが従来のシミュレータの枠を超え、リアル空間のロボットとのシームレスな連携テストが可能になりました。Zenoh通信基盤を中心とした「箱庭ブリッジ」がその鍵を握ります。箱庭ブリッジを既存のROSシステムに設置することで、リアルなロボットとバーチャルドローンの相互運用が実現できるのです! [参考リンク] |
Slides Video |
16:35 | 吉本 幸太郎 (個人), 大西 祐輝 (東京工業大学), 中岡 慎一郎 (株式会社コレオノイド) | ソフトウェアフレームワークChoreonoidのROS 2プラグインの設計と実装 | Choreonoidはロボット開発のための統合GUIフレームワークである。本発表では、ChoreonoidとROSの連携を可能にするプラグインパッケージの設計と実装について解説する。特に、ROS 1/2両者に対応可能な単一パッケージの構成法と、ROS 2固有の仕様の活用法に焦点を当てる。最後に、開発過程で行ったrclcppへのコントリビューションに関する知見を共有する。 [参考リンク] |
Slides Video |
16:50 | 土方 優明 | Isaac Simの利活用を簡単にするツールの実装と利用方法 | Isaac Simとは、NVIDIAが提供しているロボットソフトウェア開発プラットフォームである。これにはシミュレータに加えて、ソフトウェア開発に必要な様々なツールが内包されている。しかし、ROSに加えてIsaac Simも活用するのは、学習コストの観点から難しい場合もある。そこで、現在開発中のIsaac Simのシミュレータ部分をGazeboのように活用するためのツールについて解説する。 [参考リンク] |
Slides Video |
17:00 | 岡田 佳都, 小熊 一矢 (東北大学) | layered_hardware: ROBOTIS Dynamixel / Maxon EPOS / Unitree / Gazebo に対応したプラグイン式 ros2_control | プラグインベースのros_control実装により,ROBOTIS / Maxon / Unitree / Gazeboといったベンダのアクチュエータを制御できるROS 2パッケージlayered_hardwareを発表します.発表ではROS 2とUnitree社製アクチュエータへの対応を中心に紹介し,他種多数アクチュエータの同時制御や制御モードのオンライン切替といった高度な機能も披露します. [参考リンク] |
Slides Video |
17:20 | 全員 | クロージング | Slides Video | |
17:30 | 全員 | 休憩 | ||
18:00 | 全員 | レセプション・ネットワーキング | ||
19:00 | 終了 |
講演募集
投稿締切: 2024年6月3日
※講演募集の投稿は締め切りました。
ROSに関連する講演を募集します。 例えば、ROSのパッケージやライブラリ、ツールの紹介や使用方法、センサーデータの利用方法等のロボット向けのアプリケーション類、ロボット開発のベストプラクティス等を期待しています。 日本人向けの会議なので、提案も講演も日本語です。 英語ができない方も気軽に応募ください。 講演の長さは短くても長くても構いません。 本家のROSCon 2023に講演申込みするつもりの方も、同じ内容を日本語でもプレ発表することを歓迎します。 また、ROS Japan Users Group (rosjp)等で発表済みの内容を提案したい場合は、新しい情報や詳細な説明の追加を期待します。
ROSCon JPでは、ダイバーシティを重視しております。幅広い層からの応募をお待ちしております。
応募された内容は、プログラム委員会が評価し、採択を決定します。 (内容のインパクトと独自性、ROSCon JPでの講演にふさわしいか、オープンな内容であるか等、バランスを勘案して決定する予定です。)
ROSCon JPで発表したい方は、ぜひご応募ください。 もし、何らかの都合で身元を明かしたくない提案をしたい場合は、議論のためにROS Discourseに投稿して相談してください。
日本人向けの会議なので、発表は日本語です。
対象分野
ROS、Gazebo、Open-RMF に関連するすべての内容を募集します。トピックの例を示します。
- 新しいパッケージやフレームワーク、ツールの提案や紹介
- 既存のパッケージやフレームワーク、ツールの改善や有用な使用方法の紹介
- ロボットに特化した開発事例、ベストプラクティス
- シミュレーション
- 安全とセキュリティ
- 組込み技術
- 実証実験事例
- 製品開発と商品化、ビジネスでの利用事例
- 研究成果や教育での利用事例
- コミュニティと方向性の議論
- 試験、品質、ドキュメント類
- ロボット競技会等での経験の共有
ROSConにふさわしいコンテンツの例は、過去のROSCon JPのスライドとビデオアーカイブをご覧ください。
投稿フォーム
投稿フォームに記載いただく項目の要点は次のとおりです。
- タイトル(題目)
- 発表者・提案者(氏名と所属)
- 希望する講演枠:ショート(〜10分)/ミディアム(〜20分)/ ロング(〜30分)
- サマリー(200文字以内):ウェブサイト等で講演の紹介に使います。
- 提案内容:概要、目的(視聴者の利益)、議論のポイント等
プログラム委員会がプレゼンテーションの重要性と貢献を評価するための十分な情報を必ず含めてください。 コードリポジトリやデモンストレーションビデオなど、公開されているリソースへのリンクは特に役立ちます。
ROSCon JP 2024の講演提案の投稿フォームある HotCRP は英語で提供されています。
日本語によるガイドをまとめた Google Documentsをご参照ください。HotCRPのログイン方法を含む使い方、講演提案の申込時の記載項目、よくあるご質問などをまとめています。
重要日程
- 投稿締切: 2024年6月3日 ※講演募集の投稿は締め切りました。
- 採択発表: 2024年7月10日
関連情報
実行委員会
- ジェフ ビグス
- 江頭宏和
- 中川友紀子
- 近藤豊
- 高瀬英希
プログラム委員会
- 石郷岡 祐
- 岡田 佳都
- 片岡 大哉
- グエン ジュイヒン
- 近藤 豊
- ジェフ ビグス
- 高瀬 英希
- 但馬 竜介
- 野村 弘行
過去のROSCon JP
- ROSCon JP 2023 東京
- ROSCon JP 2022 京都
- ROSCon JP 2021 東京
- ROSCon JP 2019 東京
- ROSCon JP 2018 東京
過去のROSCon
ROSConは国際ROS開発者会議として2012年から開催されています。 過去のROSConのアーカイブもあります。
- ROSCon 2023 ニューオーリンズ
- ROSCon 2022 京都
- ROS World 2021 オンライン
- ROS World 2020 オンライン
- ROSCon 2019 マカオ
- ROSCon 2018 スペイン、マドリッド
- ROSCon 2017 カナダ、バンクーバー
- ROSCon 2016 韓国、ソウル
- ROSCon 2015 ドイツ、ハンブルグ
- ROSCon 2014 アメリカ、シカゴ
- ROSCon 2013 ドイツ、シュトゥットガルト
- ROSCon 2012 アメリカ、セントポール
Social Media
#ROSConJP2024 #ROSConJP #rosjp
Code of Conduct
ROSCon JPの運営がスムーズかつ全ての人に公平なイベントになるために、全ての参加者は行動規範(コード・オブ・コンダクト)に従っていただきます。
この会議ではすべての参加者、スピーカー、スポンサーとボランティアは以下の行動規範に従うことへの同意を必要とします。会議主催者は会議の間を通じてこの規範の実施を徹底します。私達主催者は誰にとっても安全な環境を確約するためにすべての参加者が協力することを期待しています。
行動規範
ハラスメント行為には、言葉による性別、性的指向、障碍の有無、外見、身体の大きさ、人種、宗教に関する攻撃的なコメント、公的空間での性的な映像表現、意図的な威力行為、ストーキング、つきまとい、写真撮影や録音によるいやがらせ、トークやその他の会議イベントに対して繰り返して中断しようとする行為、不適切な身体接触、そして望まれない性的な注意を引きつける行為を含みます。
参加者は、これらのハラスメント行為を止めるように求められた場合、すぐに従わなければなりません。
スポンサーもまた反ハラスメント行為ポリシーに従わなければなりません。特に、スポンサーは性的な関心を引き起こす映像表現、活動、あるいはその他の物品を使うべきではありません。ボランティアを含め、ブースのスタッフは、性的な関心を引き起こすような服装/制服/コスチュームを使うべきではありませんし、その他の手段で性的な関心を引き起こすような環境を作ることもすべきではありません。
参加者がハラスメント行為に属するふるまいをした場合は、会議主催者は適切と判断した範囲で、当該行為を行った者に対する警告や、参加費を返還せずに会議から追放処分とするなどを含むいかなる行動も取ります。
もしあなたがハラスメントに遭った場合、他の人がハラスメントに遭っている場合、あるいは他に気になることがあった時は、すぐに会議スタッフの誰かに連絡していただくようお願いします。会議スタッフは会議のブランドを付けたTシャツを着ています。
会議スタッフは、ハラスメントを経験した人が、会議期間中安全かつ安心と感じられるように、参加者がホテル/会場の警備や近隣の警察に連絡すること、付き添い者の提供、およびその他の支援を行います。私達にとってあなたが参加しているのは大事なことなのです。
私達は参加者が会議場とワークショップ会場、また会議に関連したソーシャルイベントにて、このルールに従うことを望みます。